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2020年8月23日日曜日

wsl2のubuntuを使うときのメモ

※ apt-get upgrade を実行すると、多くのエラーが発生するのはなぜですか。
という内容を見ていたのですが、これは以下のサイトの説明が参考になります。

で、Docker版Ubuntuではこのへんの設定がきちんと行われているようで、ほかにaptなどの高速化やキャッシュファイルの削除などを行う設定が入っているようでした。

wsl2でもやったらいいんじゃないかな、というメモでした。

2019年9月17日火曜日

png や jpeg を epsにする話(2019)

『jpeg 画像なら gm convert で eps2 にして、 png 画像なら convert で eps3 にするとよい。』という話になりました。どっちかにまとまらなかった…

ピクセル画像ファイル(jpeg や png) を eps ファイルにしたとき、ファイルサイズが大きくなってしまいます。どうすればいいでしょう? という件、一昔前なら『 sam2p で変換しとこう』ということにしていたのですが、Ubuntu 18.04 LTS を導入したところ、正式に sam2p が無くなっていました。そりゃあなあ…… debian package にすら既にないし、そもそも上流公式ページすら無くなってるしなあ(ソースはあるっぽい)

というわけで sam2p 無き令和の時代にあって、改めてepsファイルにどう変換するか問題を扱っていくわけですが、とりあえず下記のように testpng.png という画像を1枚用意し、そこからjpeg画像への変換、ならびに imagemagick, graphicsmagick による eps 変換を行いました。(Ubuntu 18.04LTSで導入したものを使いました。バージョン表記略)
 
得られた結果はご覧の通り。  
なんの指定もせずに変換したepsファイル、つまり Postscript Level 1 にしたものは、ファイルサイズが肥大することが分かります。 また、imagemagick では設定によっては変換することが出来ません。 PS Level2 と Level3 だけを取り出して表にします。


jpg(im) jpg(gm) png(im) png(gm)
jpg/png 45039 39572
eps2 48968 48945 49651 49642
eps3 49424 61298 37030 45145

jpeg画像を最も小さく変換するのは graphicsmagick の Postscript Level 2 指定を行った変換 ( gm convert picture.jpg eps2:picture.eps ) となりました。
一方、png画像を最も小さく変換するのは imagemagick の Postscript Level 3 指定を行った変換 ( convert figure.png eps3:figure.eps ) となりました。
いったい何故このような差になったのか……

imagemagick の結果だけを比較してみます。  
jpeg の変換は eps3 より eps2 のほうがファイルサイズが小さく、逆に png の変換は eps2 より eps3 のほうが小さいことが分かります。png の eps3 への変換が、元の png 画像よりも小さくなっているのは、元の png 画像が低い圧縮度合いであったためと思われます。(元画像は gnuplot の term pngcairo で作成したものです。)

これに対し、graphicsmagick の結果だけを比較してみます。  
graphicsmagick が生成する PS Level 3 eps は、データストリームがASCII文字になっています。その影響を大きく受けるのは jpeg をPS Level 3 eps に変換するときのようで、imagemagick の場合以上に、PS Level 2 eps よりもファイルサイズが大きくなります。
また、graphicsmagick で png を変換すると、 imagemagick で変換したものより若干ファイルサイズが大きくなります。PS Level 3 eps が 元の png 画像のファイルサイズより大きいことから、imagemagick と違い、改めて圧縮するようなことはしていないようです。(そういえばgmのほうが処理が早かったような。)

表を眺めてみると、graphicsmagick で jpeg を eps3 に変換するのが最もファイルサイズが膨らむようなので、それだけは避ける。 gmなのかimなのか分からないなら「とりあえずeps3にすることだけ考える」でいいのかも知れません。つまり、

convert pixelpicture.jpg eps3:pixelpicture.eps

これだけ覚えておけ、でもいいのか……? PS Level 3 をうまく処理出来ないみたいな話が出てきたら諦めてeps2にしましょう。

誰かやってください:
・jpegファイルからpngファイルを作った場合、同じような結果になるのか?
・png や jpeg のファイル圧縮度合いはどれくらい影響するのか?

2019年6月17日月曜日

UTF-8で書かれた日本語テキスト, テキストファイルをPostScriptに変換する方法(2019/11)

gnome-u2ps があったのですが開発が停滞しており、debianからはパッケージがREMOVEDになってしまい、その後……(2019/11/4 gnome-u2psに関する追記あり)

・gedit からファイルに印刷する

geditでテキストファイルを表示してファイルに印刷する、という方法があります。 CLI操作が苦手って方がよくやるようです。 psもpdfも作れるようですので、重宝している方も結構いらっしゃるのかも?

・paps (+nkf)

UTF-8で書かれたテキストファイルを pango ライブラリ を用いてレンダリングし、 PostScriptファイルにするフィルタです。 debian のパッケージにはUTF-8で書かれた多言語テキストファイルの例(/usr/share/doc/paps/examples/small-hello.utf8)があり、これを変換してみると便利さがよく分かります。

sample-hello.utf8 には日本語の半角カナが含まれるのですが、これがきちんと半角カナのまま変換されるのは、なかなか強力ですね。
レンダリングをpapsがやり、元となる文字列が何であったかという情報を含みません。そのため、ps2txtでテキスト部分だけ引っ張り出す、みたいなことも出来ません。pdfもにおいても、本文をpdfリーダーで取り出せないものが出来ます。

印字フォントを変更するには、fontconfig で認識しているものを使いますが、文字サイズの変更だけでも受け付けるようです。デフォルトは "Monospace 12"となっていますが、実体はシステムによって微妙に違うでしょう。

日本語のテキストファイルを印字する場合は nkf を併用します。nkf --guessを使って UTF-8(LF)などと返ってくるなら、そのまま変換すればよいですが、それ以外の場合はパイプを使ってしまえばよいでしょう。

DebianにもUbuntuにもパッケージがあり、これが一番安定しているようです。RHELのナレッジベースでも紹介されていますね。


・nkf + e2ps

 e2psにはバグが多いのですが、それでもdebianパッケージなどに入っていることから利用者が若干いらっしゃるようです。e2ps は EUC-JP を受け付けて PostScript を作るものなのでnkf -edなどとした変換が必要になります。

・nkf + a2ps-j (Perl版a2ps)

 日本語テキストファイルをPostScriptにするプログラムには他にも a2ps-j (a2ps perl版) がありますが、perl 4時代のスクリプトなので、MacPortsや各種BSDパッケージなどではパッチを当てたり、色々対応しながらやってらっしゃる方もおられるようです。

https://svnweb.freebsd.org/ports/head/japanese/a2ps/
https://www.uconst.org/blog/archives/437

 個人的に注目しているのが、a2ps-j をUTF-8対応させる、以下のブログのパッチです。開発者さんにおかれましては、このパッチのライセンスを再利用しやすいものに設定していただけますと、各OSでのパッケージとして採用が進むと思いますので、何卒よろしくお願いしたいです。

a2ps Japanese UTF-8 patch (日本語 UTF-8 パッチ)
http://zyushimatsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/a2ps-japanese-u.html

 なお、GNU a2ps や GNU enscript は日本語がダメそうなままです。つらい。

 (2019/11/4) コメントいただいておりました。
gnome-u2ps が gitlab で復活しているようです。
https://gitlab.com/gnomify/u2ps

で、この記事では紹介していませんでしたが、実は u2ps には数年前に同じ名前で別の人が作ったものがあるんです。
https://gitlab.com/arsv/u2ps

そう考えると、gnome-u2ps は u2ps-gtk とかにしたほうがいいような気もしますね。(ngraph-gtk 的なネーミングセンス……)

2019年5月13日月曜日

e2ps の修正パッチを一段落させた

 Linux などで日本語テキストファイルをPostScript形式に変換するソフトウェアの一つに e2ps があるのですが、いろいろバグが多くて困っており、一昨年くらいからちまちまと直したりしていました。
http://taraijpn.blogspot.com/2017/06/e2pspatch.html

 とりあえず Debian BTS で公開されているバグを直すところまで出来たので改めて紹介します。修正点は以下の通り。
  • フォントリストの文字型配列がコンパイル不能な書き方だった点を修正。
    • 各ディストリビューションで対応されています。
  • 用紙サイズのポイント数を PostScript の仕様で使われている数に合わせて修正。
    • 一部ディストリビューションで対応されています。
  • 生成される PostScript が EPS だった問題などを修正。
    • これでようやく fixps に怒られずに済みます。
  • 出力したページ数が誤っていた問題を修正。
    • ja_JP.EUC-JP 環境以外で動いているときに起こる問題でした。
  • ヌル文字から始まるテキストファイルが与えられるとクラッシュする問題を修正。
    • これは  https://bugs.debian.org/715852 で報告されていたものです。ヌル文字しかない、もしくはヌル文字から始まる(という意地の悪い)テキストファイルを印刷しようとすると起こる問題です。
  • 複数のファイルをまとめて変換すると、他のファイルの印刷末尾に余計な文字列が含まれる問題を修正。malloc を全て calloc に書き換えた。
    • e2ps README.euc README.english などとして出来たファイルを見たとき気づきました。環境依存?
  • Letterサイズで2面付け(-p2, -l2)を行うと用紙をオーバーする問題を修正。
    • 用紙のアスペクト比を維持するか、アスペクト比を歪めて紙面を広く使うか、どちらか悩んだ結果、前者を取りました。本来であればマージンを調整すべきところなのですが、それは全ての用紙サイズで考えないといけないことなので棚上げ。
  • PostScript の作者 ( %%Creator: ) は e2ps であるものとした。
    • CREATOR は help で使ってたので手を入れました。

 以上の内容を、patch1 として公開しました。(2019/5/14 patch1タグを打ってあります。
https://gist.githubusercontent.com/taraijpn/ea10ff9e908befafab7cff719f26dd20/raw/9a4a6fd502958a0e87db364174cbc331d07055be/e2ps-4.34.patch


 実はもう少しやらないといけないことがあって、
  • 変数の型を整理する。
    • unsigned char を使わないようにする。そもそも string.h で読んでいる関数と合わず warning が出ます。
    • unsigned char や signed char といった型は使わないようにして、コンパイラの警告をなくす。
  • 読み込めるファイルサイズを制限する。(2GB程度の予定)
    • unsigned long を size_t に直したらえらいことになったので。
 機械的な置き換えで問題ないかと思ったのですが、そんなに甘くなかった。sjisの変換に失敗する、とか、READMEにある他アーキテクチャ対応に悪影響が及びそうな気がするので、ちょっと止めてあります。とりあえず patch1 の上流での採用を目指したいところ。

 なお上流への連絡は、WebページにあるCGIで掲示板への書き込みやメールの送信を試みましたがいずれもエラーで動かず、2015年に公開されていたWindowsのプログラムにあるreadmeにメールアドレスが掲載されていたので、そこに送っています。果たして無事届いていますでしょうか……

2018年5月26日土曜日

Ubuntu 18.04 もしくは Debian 9 で qucs(0.0.18) の digital simulation

qucs ( http://qucs.sourceforge.net/ ) は Ubuntu/Debian系のパッケージが
Ubuntu 14.10 時代で止まっている、という問題があります。

そのため、このバイナリパッケージを dpkg -i で今の Ubuntu 18.04 LTS や Debian 9 にむりやりインストールすると、digital simulation の Model( netlist format ) が VHDL のとき、シミュレーションに失敗します。


例えばこんな回路のシミュレーションをしてみると……Segmentation Failtとか……



これは、依存関係ありとして導入される freehdl (0.0.8-2.2) の freehdl-v2cc が正常に動作しないためです。そのため、これを呼んでいる qucsdigi も巻き添えとなっています。

簡単な対策は、apt install iverilog でverilog を導入し、ModelをVerilogとしてシミュレーションすることです。




VHDLの資産がない、簡単なモデルであれば、これでシミュレーションは出来るようになります。

もし Debian 8 や Ubuntu 14.04 LTS などで、qucs の digital simulation を VHDL ベースで使っている場合は、OSのメジャーバージョンアップに注意が必要です。qucs が正しく動作しなくなります。

で、対策なのですが、Debian 9の場合は以下の手順で VHDL の digital simulation は動くようになりました。

1. freehdl のバージョンを  freehdl (0.0.8-2.1) に下げてholdする。(-libも)
2. g++-4.9を入れる。
3. /usr/lib/pkgconfig/freehdl.pc を編集し、CXXコンパイラが g++ になっているところを g++-4.9 にする。
4. /usr/bin/qucsdigi を編集し、glibtool のとき --tag=CC をつける、という条件を、 libtool のとき、となるように書き換える。

とても つらい。誰かパッケージ作り直してもらえませんかね…ダメですかね…

ちなみに qucs からスピンアウトして spice ベースに移行した qucs-s
https://ra3xdh.github.io/
というものがあり、現在のバージョンは 0.0.20 なのですが、アナログ系のシミュレーションがメインのようで、論理回路のみのシミュレーションには向いてなさそうです。

論理回路の場合は、おそらくもっと別のソフトウェアを使うべきなのかも知れません。

本家のバージョンは 0.0.19 なのですが、追従できているのはWindowsとMacのみで、Linux については前述の通りUbuntuのパッケージングが0.0.18で止まっているわ、debian のほうはパッケージが削除されているわで惨憺たる状況です。需要無いんでしょうか…

2018年5月16日水曜日

WSL の Ubuntu 18.04 をインストールするとこうなる

先日 Ubuntu 18.04 LTS がリリースされたので、PCにisoイメージからインストール出来るか確認作業をしてみたのですが、どうも language-pack-en-base の関係で、たとえ最小インストールをしても英語のロケールに地方対応分が4つほど標準で入ってしまうようで、gnomeの言語設定画面を表示すると追加パッケージの導入を促される、という微妙な感じになってしまっているようです。

で、Windows Subsystem for Linux にも Ubuntu 18.04 LTS が来ているので、こちらはどうなっているかと試してみたところ……

$ apt list --installed | tee aptlist.txt | wc
    481    1921   25777
$ grep language aptlist.txt
language-selector-common/bionic,now 0.188 all [installed]

え、パッケージ多くないですか…? って language-pack-en-baseすら無い…?

$ locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
en_US.utf8
$ grep -v ^# /etc/locale.gen | uniq

en_US.UTF-8 UTF-8
$ localedef --list-archive
en_US.utf8

ほんとに無かった…… ということは language-pack-ja を入れればすんなり入るんでしょうか…?

$ sudo apt install language-pack-ja
Reading package lists... Done
Building dependency tree
Reading state information... Done
The following package was automatically installed and is no longer required:
  libfreetype6
Use 'sudo apt autoremove' to remove it.
The following additional packages will be installed:
  language-pack-ja-base
The following NEW packages will be installed:
  language-pack-ja language-pack-ja-base
0 upgraded, 2 newly installed, 0 to remove and 0 not upgraded.
Need to get 1645 kB of archives.
After this operation, 7577 kB of additional disk space will be used.
Do you want to continue? [Y/n]
Get:1 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/main amd64 language-pack-ja-base all 1:18.04+20180423 [1643 kB]
Get:2 http://archive.ubuntu.com/ubuntu bionic/main amd64 language-pack-ja all 1:18.04+20180423 [1896 B]
Fetched 1645 kB in 3s (504 kB/s)
Selecting previously unselected package language-pack-ja-base.
(Reading database ... 28477 files and directories currently installed.)
Preparing to unpack .../language-pack-ja-base_1%3a18.04+20180423_all.deb ...
Unpacking language-pack-ja-base (1:18.04+20180423) ...
Selecting previously unselected package language-pack-ja.
Preparing to unpack .../language-pack-ja_1%3a18.04+20180423_all.deb ...
Unpacking language-pack-ja (1:18.04+20180423) ...
Setting up language-pack-ja (1:18.04+20180423) ...
Setting up language-pack-ja-base (1:18.04+20180423) ...
Generating locales (this might take a while)...
  ja_JP.UTF-8... done
Generation complete.
$ locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
en_US.utf8
ja_JP.utf8
$ localedef --list-archive
en_US.utf8
ja_JP.utf8
$ grep -v ^# /etc/locale.gen | uniq

en_US.UTF-8 UTF-8
$ cat /etc/default/locale
LANG=C.UTF-8

入りました。これは便利。Ubuntu 18.04 (WSL) の場合は、language-pack-ja を入れてから LANG を設定するなり sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 するなりしたら良い、というわけですね。

パッケージリストはこんな感じです。Debian 9.x と見比べてみると、結構多いです。

$ apt list --installed | tee aptlist.txt | wc
    481    1921   25777
$ cat aptlist.txt
Listing...
accountsservice/bionic,now 0.6.45-1ubuntu1 amd64 [installed]
acl/bionic,now 2.2.52-3build1 amd64 [installed]
acpid/bionic,now 1:2.0.28-1ubuntu1 amd64 [installed]
adduser/bionic,now 3.116ubuntu1 all [installed]
apparmor/bionic,now 2.12-4ubuntu5 amd64 [installed]
apport/bionic,now 2.20.9-0ubuntu7 all [installed]
apport-symptoms/bionic,now 0.20 all [installed]
apt/bionic,now 1.6.1 amd64 [installed]
apt-utils/bionic,now 1.6.1 amd64 [installed]
at/bionic,now 3.1.20-3.1ubuntu2 amd64 [installed]
base-files/bionic,now 10.1ubuntu2 amd64 [installed]
base-passwd/bionic,now 3.5.44 amd64 [installed]
bash/bionic,now 4.4.18-2ubuntu1 amd64 [installed]
bash-completion/bionic,now 1:2.8-1ubuntu1 all [installed]
bc/bionic,now 1.07.1-2 amd64 [installed]
bcache-tools/bionic,now 1.0.8-2build1 amd64 [installed]
bind9-host/bionic,now 1:9.11.3+dfsg-1ubuntu1 amd64 [installed]
bsdmainutils/bionic,now 11.1.2ubuntu1 amd64 [installed]
bsdutils/bionic,now 1:2.31.1-0.4ubuntu3 amd64 [installed]
btrfs-progs/bionic,now 4.15.1-1build1 amd64 [installed]
btrfs-tools/bionic,now 4.15.1-1build1 amd64 [installed]
busybox-initramfs/bionic,now 1:1.27.2-2ubuntu3 amd64 [installed]
busybox-static/bionic,now 1:1.27.2-2ubuntu3 amd64 [installed]
byobu/bionic,now 5.125-0ubuntu1 all [installed]
bzip2/bionic,now 1.0.6-8.1 amd64 [installed]
ca-certificates/bionic,now 20180409 all [installed]
cloud-guest-utils/bionic,now 0.30-0ubuntu5 all [installed]
cloud-init/bionic,now 18.2-14-g6d48d265-0ubuntu1 all [installed]
cloud-initramfs-copymods/bionic,now 0.40ubuntu1 all [installed]
cloud-initramfs-dyn-netconf/bionic,now 0.40ubuntu1 all [installed]
command-not-found/bionic,now 18.04.4 all [installed]
command-not-found-data/bionic,now 18.04.4 amd64 [installed]
console-setup/bionic,now 1.178ubuntu2 all [installed]
console-setup-linux/bionic,now 1.178ubuntu2 all [installed]
coreutils/bionic,now 8.28-1ubuntu1 amd64 [installed]
cpio/bionic,now 2.12+dfsg-6 amd64 [installed]
cron/bionic,now 3.0pl1-128.1ubuntu1 amd64 [installed]
cryptsetup/bionic,now 2:2.0.2-1ubuntu1 amd64 [installed]
cryptsetup-bin/bionic,now 2:2.0.2-1ubuntu1 amd64 [installed]
curl/bionic,now 7.58.0-2ubuntu3 amd64 [installed]
dash/bionic,now 0.5.8-2.10 amd64 [installed]
dbus/bionic,now 1.12.2-1ubuntu1 amd64 [installed]
debconf/bionic,now 1.5.66 all [installed]
debconf-i18n/bionic,now 1.5.66 all [installed]
debianutils/bionic,now 4.8.4 amd64 [installed]
diffutils/bionic,now 1:3.6-1 amd64 [installed]
dirmngr/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
distro-info-data/bionic,now 0.37 all [installed]
dmeventd/bionic,now 2:1.02.145-4.1ubuntu3 amd64 [installed]
dmidecode/bionic,now 3.1-1 amd64 [installed]
dmsetup/bionic,now 2:1.02.145-4.1ubuntu3 amd64 [installed]
dns-root-data/bionic,now 2018013001 all [installed]
dnsmasq-base/bionic,now 2.79-1 amd64 [installed]
dnsutils/bionic,now 1:9.11.3+dfsg-1ubuntu1 amd64 [installed]
dosfstools/bionic,now 4.1-1 amd64 [installed]
dpkg/bionic,now 1.19.0.5ubuntu2 amd64 [installed]
e2fsprogs/bionic,now 1.44.1-1 amd64 [installed]
eatmydata/bionic,now 105-6 all [installed]
ebtables/bionic,now 2.0.10.4-3.5ubuntu2 amd64 [installed]
ed/bionic,now 1.10-2.1 amd64 [installed]
eject/bionic,now 2.1.5+deb1+cvs20081104-13.2 amd64 [installed]
ethtool/bionic,now 1:4.15-0ubuntu1 amd64 [installed]
fdisk/bionic,now 2.31.1-0.4ubuntu3 amd64 [installed]
file/bionic,now 1:5.32-2 amd64 [installed]
findutils/bionic,now 4.6.0+git+20170828-2 amd64 [installed]
fonts-ubuntu-console/bionic,now 0.83-2 all [installed]
friendly-recovery/bionic,now 0.2.38 all [installed]
ftp/bionic,now 0.17-34 amd64 [installed]
fuse/bionic,now 2.9.7-1ubuntu1 amd64 [installed]
gawk/bionic,now 1:4.1.4+dfsg-1build1 amd64 [installed]
gcc-8-base/bionic,now 8-20180414-1ubuntu2 amd64 [installed]
gdisk/bionic,now 1.0.3-1 amd64 [installed]
geoip-database/bionic,now 20180315-1 all [installed]
gettext-base/bionic,now 0.19.8.1-6 amd64 [installed]
gir1.2-glib-2.0/bionic,now 1.56.1-1 amd64 [installed]
git/bionic,now 1:2.17.0-1ubuntu1 amd64 [installed]
git-man/bionic,now 1:2.17.0-1ubuntu1 all [installed]
gnupg/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gnupg-l10n/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 all [installed]
gnupg-utils/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpg/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpg-agent/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpg-wks-client/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpg-wks-server/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpgconf/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpgsm/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
gpgv/bionic,now 2.2.4-1ubuntu1 amd64 [installed]
grep/bionic,now 3.1-2 amd64 [installed]
groff-base/bionic,now 1.22.3-10 amd64 [installed]
gzip/bionic,now 1.6-5ubuntu1 amd64 [installed]
hdparm/bionic,now 9.54+ds-1 amd64 [installed]
hostname/bionic,now 3.20 amd64 [installed]
htop/bionic,now 2.1.0-3 amd64 [installed]
info/bionic,now 6.5.0.dfsg.1-2 amd64 [installed]
init/bionic,now 1.51 amd64 [installed]
init-system-helpers/bionic,now 1.51 all [installed]
initramfs-tools/bionic,now 0.130ubuntu3 all [installed]
initramfs-tools-bin/bionic,now 0.130ubuntu3 amd64 [installed]
initramfs-tools-core/bionic,now 0.130ubuntu3 all [installed]
install-info/bionic,now 6.5.0.dfsg.1-2 amd64 [installed]
iproute2/bionic,now 4.15.0-2ubuntu1 amd64 [installed]
iptables/bionic,now 1.6.1-2ubuntu2 amd64 [installed]
iputils-ping/bionic,now 3:20161105-1ubuntu2 amd64 [installed]
iputils-tracepath/bionic,now 3:20161105-1ubuntu2 amd64 [installed]
irqbalance/bionic,now 1.3.0-0.1 amd64 [installed]
isc-dhcp-client/bionic,now 4.3.5-3ubuntu7 amd64 [installed]
isc-dhcp-common/bionic,now 4.3.5-3ubuntu7 amd64 [installed]
iso-codes/bionic,now 3.79-1 all [installed]
kbd/bionic,now 2.0.4-2ubuntu1 amd64 [installed]
keyboard-configuration/bionic,now 1.178ubuntu2 all [installed]
klibc-utils/bionic,now 2.0.4-9ubuntu2 amd64 [installed]
kmod/bionic,now 24-1ubuntu3 amd64 [installed]
krb5-locales/bionic,now 1.16-2build1 all [installed]
landscape-common/bionic,now 18.01-0ubuntu3 amd64 [installed]
language-selector-common/bionic,now 0.188 all [installed]
less/bionic,now 487-0.1 amd64 [installed]
libaccountsservice0/bionic,now 0.6.45-1ubuntu1 amd64 [installed]
libacl1/bionic,now 2.2.52-3build1 amd64 [installed]
libapparmor1/bionic,now 2.12-4ubuntu5 amd64 [installed]
libapt-inst2.0/bionic,now 1.6.1 amd64 [installed]
libapt-pkg5.0/bionic,now 1.6.1 amd64 [installed]
libargon2-0/bionic,now 0~20161029-1.1 amd64 [installed]
libasn1-8-heimdal/bionic,now 7.5.0+dfsg-1 amd64 [installed]
libassuan0/bionic,now 2.5.1-2 amd64 [installed]
libatm1/bionic,now 1:2.5.1-2build1 amd64 [installed]
libattr1/bionic,now 1:2.4.47-2build1 amd64 [installed]
libaudit-common/bionic,now 1:2.8.2-1ubuntu1 all [installed]
libaudit1/bionic,now 1:2.8.2-1ubuntu1 amd64 [installed]
libbind9-160/bionic,now 1:9.11.3+dfsg-1ubuntu1 amd64 [installed]
libblkid1/bionic,now 2.31.1-0.4ubuntu3 amd64 [installed]
libbsd0/bionic,now 0.8.7-1 amd64 [installed]
libbz2-1.0/bionic,now 1.0.6-8.1 amd64 [installed]
libc-bin/bionic,now 2.27-3ubuntu1 amd64 [installed]
libc6/bionic,now 2.27-3ubuntu1 amd64 [installed]
libcap-ng0/bionic,now 0.7.7-3.1 amd64 [installed]
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python3-certifi/bionic,now 2018.1.18-2 all [installed]
python3-cffi-backend/bionic,now 1.11.5-1 amd64 [installed]
python3-chardet/bionic,now 3.0.4-1 all [installed]
python3-click/bionic,now 6.7-3 all [installed]
python3-colorama/bionic,now 0.3.7-1 all [installed]
python3-commandnotfound/bionic,now 18.04.4 all [installed]
python3-configobj/bionic,now 5.0.6-2 all [installed]
python3-constantly/bionic,now 15.1.0-1 all [installed]
python3-cryptography/bionic,now 2.1.4-1ubuntu1.1 amd64 [installed]
python3-dbus/bionic,now 1.2.6-1 amd64 [installed]
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python3-debian/bionic,now 0.1.32 all [installed]
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python3-idna/bionic,now 2.6-1 all [installed]
python3-incremental/bionic,now 16.10.1-3 all [installed]
python3-jinja2/bionic,now 2.10-1 all [installed]
python3-json-pointer/bionic,now 1.10-1 all [installed]
python3-jsonpatch/bionic,now 1.19+really1.16-1fakesync1 all [installed]
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python3-jwt/bionic,now 1.5.3+ds1-1 all [installed]
python3-markupsafe/bionic,now 1.0-1build1 amd64 [installed]
python3-minimal/bionic,now 3.6.5-3 amd64 [installed]
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python3-oauthlib/bionic,now 2.0.6-1 all [installed]
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sed/bionic,now 4.4-2 amd64 [installed]
sensible-utils/bionic,now 0.0.12 all [installed]
shared-mime-info/bionic,now 1.9-2 amd64 [installed]
snapd/bionic,now 2.32.5+18.04 amd64 [installed]
software-properties-common/bionic,now 0.96.24.32.1 all [installed]
sosreport/bionic,now 3.5-1ubuntu3 amd64 [installed]
squashfs-tools/bionic,now 1:4.3-6 amd64 [installed]
ssh-import-id/bionic,now 5.7-0ubuntu1 all [installed]
strace/bionic,now 4.21-1ubuntu1 amd64 [installed]
sudo/bionic,now 1.8.21p2-3ubuntu1 amd64 [installed]
systemd/bionic,now 237-3ubuntu10 amd64 [installed]
systemd-sysv/bionic,now 237-3ubuntu10 amd64 [installed]
sysvinit-utils/bionic,now 2.88dsf-59.10ubuntu1 amd64 [installed]
tar/bionic,now 1.29b-2 amd64 [installed]
tcpdump/bionic,now 4.9.2-3 amd64 [installed]
telnet/bionic,now 0.17-41 amd64 [installed]
time/bionic,now 1.7-25.1build1 amd64 [installed]
tmux/bionic,now 2.6-3 amd64 [installed]
tzdata/bionic,now 2018d-1 all [installed]
ubuntu-advantage-tools/bionic,now 17 all [installed]
ubuntu-keyring/bionic,now 2018.02.28 all [installed]
ubuntu-minimal/bionic,now 1.417 amd64 [installed]
ubuntu-release-upgrader-core/bionic,now 1:18.04.17 all [installed]
ubuntu-server/bionic,now 1.417 amd64 [installed]
ubuntu-standard/bionic,now 1.417 amd64 [installed]
ucf/bionic,now 3.0038 all [installed]
udev/bionic,now 237-3ubuntu10 amd64 [installed]
ufw/bionic,now 0.35-5 all [installed]
uidmap/bionic,now 1:4.5-1ubuntu1 amd64 [installed]
unattended-upgrades/bionic,now 1.1ubuntu1 all [installed]
update-manager-core/bionic,now 1:18.04.11 all [installed]
update-notifier-common/bionic,now 3.192 all [installed]
ureadahead/bionic,now 0.100.0-20 amd64 [installed]
usbutils/bionic,now 1:007-4build1 amd64 [installed]
util-linux/bionic,now 2.31.1-0.4ubuntu3 amd64 [installed]
uuid-runtime/bionic,now 2.31.1-0.4ubuntu3 amd64 [installed]
vim/bionic,now 2:8.0.1453-1ubuntu1 amd64 [installed]
vim-common/bionic,now 2:8.0.1453-1ubuntu1 all [installed]
vim-runtime/bionic,now 2:8.0.1453-1ubuntu1 all [installed]
vim-tiny/bionic,now 2:8.0.1453-1ubuntu1 amd64 [installed]
wget/bionic,now 1.19.4-1ubuntu2 amd64 [installed]
whiptail/bionic,now 0.52.20-1ubuntu1 amd64 [installed]
xauth/bionic,now 1:1.0.10-1 amd64 [installed]
xdelta3/bionic,now 3.0.11-dfsg-1ubuntu1 amd64 [installed]
xdg-user-dirs/bionic,now 0.17-1ubuntu1 amd64 [installed]
xfsprogs/bionic,now 4.9.0+nmu1ubuntu2 amd64 [installed]
xkb-data/bionic,now 2.23.1-1ubuntu1 all [installed]
xxd/bionic,now 2:8.0.1453-1ubuntu1 amd64 [installed]
xz-utils/bionic,now 5.2.2-1.3 amd64 [installed]
zerofree/bionic,now 1.0.4-1 amd64 [installed]
zlib1g/bionic,now 1:1.2.11.dfsg-0ubuntu2 amd64 [installed]

2018年5月12日土曜日

WSL の Debian 9 で初期ユーザのパスワードを忘れたら

WSL の Debian 9 では、管理者権限で開いたコンソールから debian.exe を実行し、ログインユーザーを root に変更することが出来ます。Ubuntu の場合は ubuntu.exe で、他のディストリビューションの場合も似たようなネーミングの命令が入っていると思います。

PS C:\WINDOWS\system32> debian help
Launches or configures a linux distribution.

Usage:
    
      - Launches the distro's default behavior. By default, this launches your default shell.

    run 
      - Run the given command line in that distro, using the default configuration.
      - Everything after `run ` is passed to the linux LaunchProcess call.

    config [setting [value]]
      - Configure certain settings for this distro.
      - Settings are any of the following (by default)
        - `--default-user `: Set the default user for this distro to 

    clean
      - Uninstalls the distro. The appx remains on your machine. This can be
        useful for "factory resetting" your instance. This removes the linux
        filesystem from the disk, but not the app from your PC, so you don't
        need to redownload the entire tar.gz again.

    help
      - Print this usage message.
PS C:\WINDOWS\system32> debian config --default-user root
Default UNIX user set to: root

初期ユーザのパスワードを忘れてしまったので、実際に作業してみました。
  1. 管理者として PowerShellかcmdウインドウを開く。
  2. PS> debian config --default-user root でログインユーザを root にする
  3. WSL Debian を開くとログインユーザが root になっているはず。
  4. # passwd firstuser などとしてパスワードを変更する。
  5. WSL Debian を閉じておく。
  6. PS> debian config --default-user firstuser などとしてログインユーザを初期ユーザにする。
  7. WSL Debianを開くとログインユーザが 初期ユーザになっているはず。 sudo su などしてパスワードが新しいものになっているか確認する。
実機の場合はgrubの起動に割り込んでinit=/bin/sh とか追加書きして云々、とかやるパターンですが、これはありがたいですね。

参考記事はこちら。
https://askubuntu.com/questions/772050/reset-the-password-in-linux-bash-in-windows

2018年5月3日木曜日

WSL の Debian 9 をインストールするとこうなる

Windows 10 の Windows Subsystem for Linux では様々なディストリビューションを導入出来るわけですが、その中でも最近加わった Debian 9.x を導入し、即 apt update ; apt upgrade すると 163 パッケージ(後述)でしょうか。小さいですね。
まあこれではなかなか辛いものがありますので、もう少し足していきたい。

# apt install lsb build-essential task-japanese

あたりでしょうか。しかし task-japanese を入れてもlocaleがご覧のありさまでは…

# locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
en_US.utf8

これでは update-locale してもダメですね。そもそも無いので。作りましょう。

# grep ja_JP.UTF-8 /etc/locale.gen
# ja_JP.UTF-8 UTF-8  (←コメントアウトされている)
# vi /etc/locale.gen (←頑張ってviで編集してください)
# grep ja_JP.UTF-8 /etc/locale.gen
ja_JP.UTF-8 UTF-8    (←コメントアウトを解除した)
# locale-gen
Generating locales (this might take a while)...
  en_US.UTF-8... done
  ja_JP.UTF-8... done
Generation complete.
# locale -a
C
C.UTF-8
POSIX
en_US.utf8
ja_JP.utf8 (←増えてる)
#

あとはroot で update-locale LANG=ja_JP.UTF-8 なり シェルの設定に書くなりお好みで。
ターミナルが Windows Console ですので、好き嫌いが出るかも知れません。wsltty の導入をご検討下さい。ウィルスバスタークラウドを使っている人はこちらの情報も重要です。よくある。
・wsltty が起動しない(すぐ落ちる)件
 https://yami-beta.hateblo.jp/entry/2016/10/30/175923

Debian を入れた直後のパッケージリストはこちら。
$ apt list --installed
Listing...
adduser/stable,now 3.115 all [installed]
apt/stable,now 1.4.8 amd64 [installed]
apt-utils/stable,now 1.4.8 amd64 [installed]
base-files/stable,now 9.9+deb9u4 amd64 [installed]
base-passwd/stable,now 3.5.43 amd64 [installed]
bash/stable,now 4.4-5 amd64 [installed]
bsdmainutils/stable,now 9.0.12+nmu1 amd64 [installed]
bsdutils/stable,now 1:2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
coreutils/stable,now 8.26-3 amd64 [installed]
cpio/stable,now 2.11+dfsg-6 amd64 [installed]
cron/stable,now 3.0pl1-128+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
dash/stable,now 0.5.8-2.4 amd64 [installed]
debconf/stable,now 1.5.61 all [installed]
debconf-i18n/stable,now 1.5.61 all [installed]
debian-archive-keyring/stable,now 2017.5 all [installed]
debianutils/stable,now 4.8.1.1 amd64 [installed]
diffutils/stable,now 1:3.5-3 amd64 [installed]
dmidecode/stable,now 3.0-4 amd64 [installed]
dmsetup/stable,now 2:1.02.137-2 amd64 [installed,automatic]
dpkg/stable,now 1.18.24 amd64 [installed]
e2fslibs/stable,now 1.43.4-2 amd64 [installed]
e2fsprogs/stable,now 1.43.4-2 amd64 [installed]
findutils/stable,now 4.6.0+git+20161106-2 amd64 [installed]
gcc-6-base/stable,stable,now 6.3.0-18+deb9u1 amd64 [installed]
gnupg/stable,now 2.1.18-8~deb9u1 amd64 [installed]
gnupg-agent/stable,now 2.1.18-8~deb9u1 amd64 [installed,automatic]
gpgv/stable,now 2.1.18-8~deb9u1 amd64 [installed]
grep/stable,now 2.27-2 amd64 [installed]
gzip/stable,now 1.6-5+b1 amd64 [installed]
hostname/stable,now 3.18+b1 amd64 [installed]
ifupdown/stable,now 0.8.19 amd64 [installed]
init/stable,now 1.48 amd64 [installed]
init-system-helpers/stable,now 1.48 all [installed]
iproute2/stable,now 4.9.0-1+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
iptables/stable,now 1.6.0+snapshot20161117-6 amd64 [installed]
iputils-ping/stable,now 3:20161105-1 amd64 [installed]
isc-dhcp-client/stable,now 4.3.5-3+deb9u1 amd64 [installed]
isc-dhcp-common/stable,now 4.3.5-3+deb9u1 amd64 [installed]
kmod/stable,now 23-2 amd64 [installed]
libacl1/stable,now 2.2.52-3+b1 amd64 [installed]
libapparmor1/stable,now 2.11.0-3+deb9u2 amd64 [installed,automatic]
libapt-inst2.0/stable,now 1.4.8 amd64 [installed,automatic]
libapt-pkg5.0/stable,now 1.4.8 amd64 [installed]
libassuan0/stable,now 2.4.3-2 amd64 [installed,automatic]
libattr1/stable,now 1:2.4.47-2+b2 amd64 [installed]
libaudit-common/stable,now 1:2.6.7-2 all [installed]
libaudit1/stable,now 1:2.6.7-2 amd64 [installed]
libblkid1/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
libbsd0/stable,now 0.8.3-1 amd64 [installed,automatic]
libbz2-1.0/stable,now 1.0.6-8.1 amd64 [installed]
libc-bin/stable,now 2.24-11+deb9u3 amd64 [installed]
libc-l10n/stable,now 2.24-11+deb9u3 all [installed,automatic]
libc6/stable,now 2.24-11+deb9u3 amd64 [installed]
libcap-ng0/stable,now 0.7.7-3+b1 amd64 [installed]
libcap2/stable,now 1:2.25-1 amd64 [installed,automatic]
libcomerr2/stable,now 1.43.4-2 amd64 [installed]
libcryptsetup4/stable,now 2:1.7.3-4 amd64 [installed,automatic]
libdb5.3/stable,now 5.3.28-12+deb9u1 amd64 [installed]
libdebconfclient0/stable,now 0.227 amd64 [installed]
libdevmapper1.02.1/stable,now 2:1.02.137-2 amd64 [installed,automatic]
libdns-export162/stable,stable,now 1:9.10.3.dfsg.P4-12.3+deb9u4 amd64 [installed,automatic]
libelf1/stable,now 0.168-1 amd64 [installed,automatic]
libestr0/stable,now 0.1.10-2 amd64 [installed,automatic]
libfastjson4/stable,now 0.99.4-1 amd64 [installed,automatic]
libfdisk1/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
libffi6/stable,now 3.2.1-6 amd64 [installed,automatic]
libgcc1/stable,stable,now 1:6.3.0-18+deb9u1 amd64 [installed]
libgcrypt20/stable,stable,now 1.7.6-2+deb9u2 amd64 [installed]
libgdbm3/stable,now 1.8.3-14 amd64 [installed]
libgmp10/stable,now 2:6.1.2+dfsg-1 amd64 [installed,automatic]
libgnutls30/stable,now 3.5.8-5+deb9u3 amd64 [installed,automatic]
libgpg-error0/stable,now 1.26-2 amd64 [installed]
libhogweed4/stable,now 3.3-1+b2 amd64 [installed,automatic]
libidn11/stable,now 1.33-1 amd64 [installed,automatic]
libidn2-0/stable,stable,now 0.16-1+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
libip4tc0/stable,now 1.6.0+snapshot20161117-6 amd64 [installed,automatic]
libip6tc0/stable,now 1.6.0+snapshot20161117-6 amd64 [installed,automatic]
libiptc0/stable,now 1.6.0+snapshot20161117-6 amd64 [installed,automatic]
libisc-export160/stable,stable,now 1:9.10.3.dfsg.P4-12.3+deb9u4 amd64 [installed,automatic]
libkmod2/stable,now 23-2 amd64 [installed,automatic]
libksba8/stable,now 1.3.5-2 amd64 [installed,automatic]
liblocale-gettext-perl/stable,now 1.07-3+b1 amd64 [installed,automatic]
liblogging-stdlog0/stable,now 1.0.5-2+b2 amd64 [installed,automatic]
liblognorm5/stable,now 2.0.1-1.1+b1 amd64 [installed,automatic]
liblz4-1/stable,now 0.0~r131-2+b1 amd64 [installed]
liblzma5/stable,now 5.2.2-1.2+b1 amd64 [installed]
libmnl0/stable,now 1.0.4-2 amd64 [installed,automatic]
libmount1/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
libncurses5/stable,now 6.0+20161126-1+deb9u2 amd64 [installed,automatic]
libncursesw5/stable,now 6.0+20161126-1+deb9u2 amd64 [installed]
libnetfilter-conntrack3/stable,now 1.0.6-2 amd64 [installed,automatic]
libnettle6/stable,now 3.3-1+b2 amd64 [installed,automatic]
libnewt0.52/stable,now 0.52.19-1+b1 amd64 [installed,automatic]
libnfnetlink0/stable,now 1.0.1-3 amd64 [installed,automatic]
libnpth0/stable,now 1.3-1 amd64 [installed,automatic]
libp11-kit0/stable,now 0.23.3-2 amd64 [installed,automatic]
libpam-modules/stable,now 1.1.8-3.6 amd64 [installed]
libpam-modules-bin/stable,now 1.1.8-3.6 amd64 [installed]
libpam-runtime/stable,now 1.1.8-3.6 all [installed]
libpam0g/stable,now 1.1.8-3.6 amd64 [installed]
libpcre3/stable,now 2:8.39-3 amd64 [installed]
libpipeline1/stable,now 1.4.1-2 amd64 [installed]
libpopt0/stable,now 1.16-10+b2 amd64 [installed,automatic]
libprocps6/stable,now 2:3.3.12-3 amd64 [installed,automatic]
libpsl5/stable,now 0.17.0-3 amd64 [installed,automatic]
libreadline7/stable,now 7.0-3 amd64 [installed,automatic]
libseccomp2/stable,now 2.3.1-2.1 amd64 [installed,automatic]
libselinux1/stable,now 2.6-3+b3 amd64 [installed]
libsemanage-common/stable,now 2.6-2 all [installed]
libsemanage1/stable,now 2.6-2 amd64 [installed]
libsepol1/stable,now 2.6-2 amd64 [installed]
libslang2/stable,now 2.3.1-5 amd64 [installed,automatic]
libsmartcols1/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
libsqlite3-0/stable,now 3.16.2-5+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
libss2/stable,now 1.43.4-2 amd64 [installed]
libssl1.0.2/stable,now 1.0.2l-2+deb9u3 amd64 [installed]
libssl1.1/stable,now 1.1.0f-3+deb9u2 amd64 [installed]
libstdc++6/stable,stable,now 6.3.0-18+deb9u1 amd64 [installed]
libsystemd0/stable-updates,now 232-25+deb9u3 amd64 [installed]
libtasn1-6/stable,stable,now 4.10-1.1+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
libtext-charwidth-perl/stable,now 0.04-7+b5 amd64 [installed,automatic]
libtext-iconv-perl/stable,now 1.7-5+b4 amd64 [installed,automatic]
libtext-wrapi18n-perl/stable,now 0.06-7.1 all [installed,automatic]
libtinfo5/stable,now 6.0+20161126-1+deb9u2 amd64 [installed]
libudev1/stable-updates,now 232-25+deb9u3 amd64 [installed]
libunistring0/stable,now 0.9.6+really0.9.3-0.1 amd64 [installed,automatic]
libustr-1.0-1/stable,now 1.0.4-6 amd64 [installed]
libuuid1/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
libxapian30/stable,now 1.4.3-2 amd64 [installed]
libxtables12/stable,now 1.6.0+snapshot20161117-6 amd64 [installed,automatic]
locales/stable,now 2.24-11+deb9u3 all [installed]
login/stable,now 1:4.4-4.1 amd64 [installed]
logrotate/stable,now 3.11.0-0.1 amd64 [installed]
lsb-base/stable,now 9.20161125 all [installed,automatic]
mawk/stable,now 1.3.3-17+b3 amd64 [installed]
mount/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
multiarch-support/stable,now 2.24-11+deb9u3 amd64 [installed]
nano/stable,now 2.7.4-1 amd64 [installed]
ncurses-base/stable,now 6.0+20161126-1+deb9u2 all [installed]
ncurses-bin/stable,now 6.0+20161126-1+deb9u2 amd64 [installed]
netbase/stable,now 5.4 all [installed]
passwd/stable,now 1:4.4-4.1 amd64 [installed]
perl-base/stable,now 5.24.1-3+deb9u3 amd64 [installed]
pinentry-curses/stable,now 1.0.0-2 amd64 [installed,automatic]
procps/stable,now 2:3.3.12-3 amd64 [installed,automatic]
readline-common/stable,now 7.0-3 all [installed,automatic]
rsyslog/stable,now 8.24.0-1 amd64 [installed]
sed/stable,now 4.4-1 amd64 [installed]
sensible-utils/stable,stable,now 0.0.9+deb9u1 all [installed]
sudo/stable,now 1.8.19p1-2.1 amd64 [installed]
systemd/stable-updates,now 232-25+deb9u3 amd64 [installed,automatic]
systemd-sysv/stable-updates,now 232-25+deb9u3 amd64 [installed,automatic]
sysvinit-utils/stable,now 2.88dsf-59.9 amd64 [installed]
tar/stable,now 1.29b-1.1 amd64 [installed]
tzdata/stable-updates,now 2018d-0+deb9u1 all [installed]
udev/stable-updates,now 232-25+deb9u3 amd64 [installed]
util-linux/stable,now 2.29.2-1+deb9u1 amd64 [installed]
vim-common/stable,now 2:8.0.0197-4+deb9u1 all [installed,automatic]
vim-tiny/stable,now 2:8.0.0197-4+deb9u1 amd64 [installed]
wget/stable,stable,now 1.18-5+deb9u1 amd64 [installed]
whiptail/stable,now 0.52.19-1+b1 amd64 [installed]
xxd/stable,now 2:8.0.0197-4+deb9u1 amd64 [installed,automatic]
zlib1g/stable,now 1:1.2.8.dfsg-5 amd64 [installed]
$ wc aptlist-init.txt
164  653 9155 aptlist-init.txt

2016年10月22日土曜日

bash on ubuntu on Windows とMintty/wsltty

bash on ubuntu on Windows を日本語環境( ja_JP.UTF-8 ) で使いたいなら、Mintty/wsltty を使うと幸せかも知れません。という話。

Big Sky :: Bash on Ubuntu on Windows の最高の端末環境を教えてやるからちょっと来い。
http://mattn.kaoriya.net/software/bow/20160824234928.htm

で紹介されている内容が、今は
wsltty: https://github.com/mintty/wsltty
インストーラーを使うだけでほぼ出来上がりますので、導入がぐっと楽になっています。
動作比較はこんな感じ。



左下が Mintty/wsltty をインストールし、 Bash on UoW in Mintty を実行してvimを起動した場合。
右上は標準の端末からvimを起動した場合。どちらもVLゴシックをフォントに指定しています。
w3mでgoogleを見た場合と合わせてみると、Minttyのほうが日本語表示の崩れが少ないことが分かります。素晴らしい。



端末上で開いているemacsに、Windowsの日本語入力機能を用いて日本語を入力することもできます。テキストのコピペも出来そう?



さらに、sixel にも対応しているので、こんな表示も出来ますね。

( sixel については、『Sixel Graphicsを活用したアプリケーションの御紹介』


gnuplot 5.0.5 を ./configure --with-bitmap-terminals で make すると、terminal として sixel を選択出来るようになります。描画範囲の背景は白で塗りつぶさないようなので、端末背景は白ないし明るい色にしないと綺麗に見えないのがネックでしょうか。暗い背景だと線やラベルが見えません。



terminalに sixel がない場合は、libsixel 内にある img2sixel を用いて、png画像などを sixel で出力してやればよいでしょう。右側がその例なのですが、outputにコマンドを指定して、フィルタとして使う場合、 gnuplot が終了しないと標準出力に書き出されたsixel画像が表示されませんので、ちょっと不便かも知れません。

libsixel は、ubuntu 14.04LTS (trusty) ではパッケージ化されていないので、自力導入する必要があるのがやや面倒ですね。

sixel 対応は、Windows側でXサーバプログラムを用意するなど、いろいろ面倒な bash on UoW にとって、古くて新しい解決方法になってくれそうな気がします。

それにしても bash on Ubuntu on Windows, trusty のサポート期限が2019年までなので当分これでいくと思うんですが、次はどうするつもりなんだろう。 systemd 対応が立ちはだかってる気がするんだけど、なんとかするのかな。

2013年10月19日土曜日

hosts.allow に気をつけよう

/etc/hosts.allow

ALL : localhost 127.0.0.1 : allow

を書いておかないと nis クライアントが正しく動作しなかったりするので気をつけましょう、という話。

自分が設定した後に管理を他人に任せていたLinux機 ( debian ) がありました。管理者がいなくなって放置されていたため、回収してOSを更新していたのですが、何故かNISサーバに接続出来ないのです。

# /etc/init.d/nis restart
[....] Stopping NIS services: ypbindstart-stop-daemon: warning: failed to kill 4164: No such process
[ ok rv ypppasswdd ypxfrd.
[....] Starting NIS services: ypbind[....] binding to YP server.................[FAIL.....................failed (backgrounded).
. ok
ypbind で何かが起こっているらしく、起動しない、じゃなくて、NISサーバに接続出来ない。ypbind をデバッグモードで起動してみます。

# ypbind -debug
4447: parsing config file
4447: Trying entry: ypserver 192.168.1.111
4447: parsed ypserver 192.168.1.111
4447: add_server() domain: lo_nis_domain, host: 192.168.1.111, slot: 0
4447: [Welcome to ypbind-mt, version 1.20.1]

4447: ping interval is 20 seconds

4449: NetworkManager is running.

4449: Are offline
4449: interface: org.freedesktop.DBus, object path: /org/freedesktop/DBus, method: NameAcquired
サービスを登録できません: RPC: 認証エラーです; why = クライアントの信任が弱すぎます
4447: Unable to register (YPBINDPROG, YPBINDVERS, udp).

何故だー? と思ってエラーメッセージを元に検索してみたら…
tcpwrapperを設定しているのが原因。
きりんメモ@GIFU( http://giraffeforestg.blog.fc2.com/blog-entry-44.html )

あれ?と思って /etc/hosts.allow を見ると

ALL: 192.168.1. :allow
ALL: deny

確かにlocalhostの記述がない…セグメント丸ごとALLにして満足していたのか、昔の自分。
ALL: localhost 127.0.0.1 : allow
ALL: 192.168.1. :allow
ALL: deny

と修正して nis を再起動してみると、

# service nis restart
[....] Stopping NIS services: ypbindstart-stop-daemon: warning: failed to kill 4447: No such process
[ ok rv ypppasswdd ypxfrd.
[ ok ] Starting NIS services: ypbind.

あっさり解決。(IPv6の人は[::1]も書いた方がいいのかも?)

/etc/hosts.allow は portmap, rpcbindが参照しているので nis や nfs といったrpc絡みのサービスに影響するのに、油断していたなあ、という話でした。

2010年1月9日土曜日

unixbench 5.1.2 を FreeBSD でもCPU数に応じて動くようにしてみる

unixbench 5.1.2 を使ってベンチマークをとっていたのですが、FreeBSDで実行するとCPU数を認識してくれず、少々寂しい結果になるので、patchを作ってみました。ついでに、コンパイラの情報も表示させるようにもしてみたので、そのpatchも置いておきます。(FreeBSD版のpatchはLinux版のpatchの内容を含んでいます。)

■FreeBSD用のpatch はこちら→ unixbench-5.1.2.FreeBSD.patch
□Linux用のpatch はこちら→unixbench-5.1.2.custom.patch

GNU make が必要です。


%ls
unixbench-5.1.2.FreeBSD.patch unixbench-5.1.2.tar.gz
%tar -xzf unixbench-5.1.2.tar.gz
%patch -p < unixbench-5.1.2.FreeBSD.patch
Hmm... Looks like a unified diff to me...
The text leading up to this was:
--------------------------
|diff -ruN unixbench-5.1.2.orig/Makefile unixbench-5.1.2/Makefile
|--- unixbench-5.1.2.orig/Makefile 2007-12-23 04:51:21.000000000 +0900
|+++ unixbench-5.1.2/Makefile 2010-01-10 16:11:10.219596811 +0900
--------------------------
Patching file unixbench-5.1.2/Makefile using Plan A...
Hunk #1 succeeded at 38.
Hunk #2 succeeded at 137.
Hmm... The next patch looks like a unified diff to me...
The text leading up to this was:
--------------------------
|diff -ruN unixbench-5.1.2.orig/Run unixbench-5.1.2/Run
|--- unixbench-5.1.2.orig/Run 2007-12-23 06:48:10.000000000 +0900
|+++ unixbench-5.1.2/Run 2010-01-10 16:10:54.483552885 +0900
--------------------------
Patching file unixbench-5.1.2/Run using Plan A...
Hunk #1 succeeded at 62.
Hunk #2 succeeded at 80.
Hunk #3 succeeded at 681.
Hunk #4 succeeded at 723.
Hunk #5 succeeded at 734.
Hunk #6 succeeded at 796.
Hunk #7 succeeded at 1379.
Hunk #8 succeeded at 1582.
Hmm... The next patch looks like a unified diff to me...
The text leading up to this was:
--------------------------
|diff -ruN unixbench-5.1.2.orig/Run_FreeBSD unixbench-5.1.2/Run_FreeBSD
|--- unixbench-5.1.2.orig/Run_FreeBSD 1970-01-01 09:00:00.000000000 +0900
|+++ unixbench-5.1.2/Run_FreeBSD 2010-01-10 16:10:09.484287187 +0900
--------------------------
(Creating file unixbench-5.1.2/Run_FreeBSD...)
Patching file unixbench-5.1.2/Run_FreeBSD using Plan A...
Hunk #1 succeeded at 1.
done
%cd unixbench-5.1.2
%vi Makefile
(Makefileを編集します。GMAKEに GNU make コマンドを設定してください。
 FreeBSDの場合は gmake になると思います。
 GRAPHIC_TESTS を切るかどうかはお好みで。FreeBSDで動くかどうかは試していません。
 CC で C コンパイラを変更できます。その場合は、後述の Run_FreeBSD を編集して下さい。)
%vi Run_FreeBSD
(ベンチマークをとる perl スクリプトです。Makefileでの記述を参考に、
my $gMake = 'gmake';
my $cCompiler = 'gcc';
 を書き換えてください。)
% gmake
% ./Run_FreeBSD
gmake all
gmake[1]: Entering directory `/home/tarai/unixbench-5.1.2'
Checking distribution of files
...
(ここからベンチマークを実行しますので、60分ほど放置するか、
screen などで逃げられるようにしておいたほうがいいでしょう)


./Run のかわりに ./Run_FreeBSD を実行すると、こんなふうにベンチマークが取れる、はず。

BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2-custom)

System: zitaku.localdomain: FreeBSD
OS: FreeBSD -- 8.0-RELEASE-p2 -- FreeBSD 8.0-RELEASE-p2 #0: Thu Jan 7 18:38:59 JST 2010 tarai@zitaku.localdomain:/usr/obj/usr/zsrc/sys/GENERIC
Machine: amd64 (GENERIC)
Language: en_US.utf8 (charmap=, collate=)
Compiler: gcc (GCC) 4.2.1 20070719 [FreeBSD]
CPU 0: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 1: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 2: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 3: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 4: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 5: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 6: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

CPU 7: hw.model: Intel(R) Core(TM) i7 CPU 860 @ 2.80GHz (0.0 bogomips)

1:41AM up 1 day, 6:44, 1 user, load averages: 0.00, 0.00, 0.00; runlevel

------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: 土 1 09 2010 01:41:48 - 02:13:24
8 CPUs in system; running 1 parallel copy of tests

Dhrystone 2 using register variables 19614465.7 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 4220.0 MWIPS (9.7 s, 7 samples)
Execl Throughput 3474.9 lps (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 131206.9 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 33294.4 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 462368.5 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 1622117.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 248853.7 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 10993.0 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 7765.5 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 2535.4 lpm (60.0 s, 2 samples)
System Call Overhead 974418.6 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 19614465.7 1680.8
Double-Precision Whetstone 55.0 4220.0 767.3
Execl Throughput 43.0 3474.9 808.1
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 131206.9 331.3
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 33294.4 201.2
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 462368.5 797.2
Pipe Throughput 12440.0 1622117.6 1304.0
Pipe-based Context Switching 4000.0 248853.7 622.1
Process Creation 126.0 10993.0 872.5
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 7765.5 1831.5
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 2535.4 4225.6
System Call Overhead 15000.0 974418.6 649.6
========
System Benchmarks Index Score 873.4


------------------------------------------------------------------------
Benchmark Run: 土 1 09 2010 02:13:24 - 02:42:59
8 CPUs in system; running 8 parallel copies of tests

Dhrystone 2 using register variables 81213813.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Double-Precision Whetstone 26264.1 MWIPS (9.9 s, 7 samples)
Execl Throughput 7712.6 lps (29.9 s, 2 samples)
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 93489.7 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 23754.0 KBps (30.0 s, 2 samples)
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 371435.3 KBps (30.0 s, 2 samples)
Pipe Throughput 8691978.0 lps (10.0 s, 7 samples)
Pipe-based Context Switching 2075904.6 lps (10.0 s, 7 samples)
Process Creation 16325.9 lps (30.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (1 concurrent) 21494.6 lpm (60.0 s, 2 samples)
Shell Scripts (8 concurrent) 2922.0 lpm (60.1 s, 2 samples)
System Call Overhead 5527171.2 lps (10.0 s, 7 samples)

System Benchmarks Index Values BASELINE RESULT INDEX
Dhrystone 2 using register variables 116700.0 81213813.6 6959.2
Double-Precision Whetstone 55.0 26264.1 4775.3
Execl Throughput 43.0 7712.6 1793.6
File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 93489.7 236.1
File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 23754.0 143.5
File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 371435.3 640.4
Pipe Throughput 12440.0 8691978.0 6987.1
Pipe-based Context Switching 4000.0 2075904.6 5189.8
Process Creation 126.0 16325.9 1295.7
Shell Scripts (1 concurrent) 42.4 21494.6 5069.5
Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 2922.0 4870.0
System Call Overhead 15000.0 5527171.2 3684.8
========
System Benchmarks Index Score 2050.6





以下説明。patchを当てずに実行すると、

BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.2)

System: zitaku.localdomain: FreeBSD
OS: FreeBSD -- 8.0-RELEASE-p2 -- FreeBSD 8.0-RELEASE-p2 #0: Thu Jan 7 18:38:59 JST 2010 tarai@zitaku.localdomain:/usr/obj/usr/zsrc/sys/GENERIC
Machine: amd64 (GENERIC)
Language: ja_JP.utf8 (charmap=, collate=)
CPU: no details available
12:28AM up 1 day, 5:30, 1 user, load averages: 0.00, 0.00, 0.00; runlevel

ベンチマークの結果も 1CPUのときのみを計測して終わってしまいます。これはつまらない。

理由は、Run スクリプトが Linux 決め打ちのコードになっていて、CPUに関する情報を
/proc/cpuinfo から取っているためです。Linux エミュレーションを入れていれば、おそらくその絶対パスを書き換えるだけでいいと思うのですが、たまたま手元のマシンにはLinux エミュレーションを入れていなかったので、perlの勉強がてら、sysctlから取るようにしてみました。

sysctl の情報しか取り出していないので、bogomips や CPUの機能情報は決め打ちで埋めてます。CPUの個数さえ分かれば SMP の時のベンチマークも取るようになるので、これで十分かなと思っています。これ以上の情報を取ろうとすると cpuid とかのお世話にならないといけないのかな?

NetBSD, OpenBSD, PC-BSD などの場合は、sysctl のキーが同じなら、Run_FreeBSD のスクリプトを見て場合分けを書き換えればいけると思います。手元にないので確認は取れてません。

Linux エミュレーションが有効な場合は、./Run にある $pCpuinfo="/proc/cpuinfo" を書き換えれば ./Run でも実行できると思います。そういうふうに書き換えてはおきましたが、動作は未確認です。

実は Compiler 情報も表示するよう改造していたり、本家 Run スクリプトも、ハードコーディングしている部分を書き換えたりしているので、これをそのまま ports パッチにするのは改変の度が過ぎると思います。(バージョン情報もちょっといじっています。)Run_FreeBSD のファイルを抜いたものを本家に提出して、もし本家に採用されたら、そこから USE_GMAKE=YES, USE_LINUX=YES という条件で ports を作るのが綺麗な気がしますけど、需要があるのかどうか……

2009年6月8日月曜日

オープンセミナー2009@岡山に参加

先週のことなのですが、オープンセミナー2009@岡山のライトニングトークに出させていただきました。

情報通信工学科の演習室で Debian GNU/Linux が動いている3つ(くらい)の理由』とまあ、なんだかblogの記事みたいなタイトルなのですが、後から公開資料を読んでも分かるように作りました(プレゼンの絞り込みが間に合わなかった)ので、ご笑覧いただければ幸いです。演習室ひとつとっても、結構喋る内容があるもんなんだな、と、改めて確認出来たことが私にとっては大きな成果でした。

実はLT自体初めてで、5分というのは大変難しいものだなと思いました。次回があるのかどうか分かりませんが、次はもうちょっと内容を絞り込んで臨みたいと思います。

参加いただいた皆様、開催にあたり活動された皆様、お世話になりました。
またよろしくお願いします。

2009年5月11日月曜日

オープンセミナー2009@岡山

オープンセミナー2009@岡山、なるオープンソース&コミュニティ関係のイベントが開催されます。土曜日です。

オープンセミナー2009@岡山 http://os2009.okaya.ma/
日時
2009年5月30日 10:00 - 17:00(11:45から13:00は昼食会)

開催場所
岡山県立大学学部共通棟(南)8206室


内容はまだ未定の部分もいくつかありますが、基本的に講師陣のカラーがよく出ている内容となっている様子。午前中はライトニングトーク9本、後半は50分モノの講演会が4本と、なかなかの分量があるようです。詳しくはプログラムを参照してみて下さい。

中四国圏でオープンソース界隈のイベントに興味のある方、学生社会人問わず、是非ご参加下さいませ。JR最寄り駅から徒歩3分という好立地。高速道路のICもとても近いのでお車での来場もOK。ただしおやつは持参が望ましいと思います。


より大きな地図で ちょっと人に見せるときに使う地図 を表示

2008年2月7日木曜日

Adobe Reader 8.1.2 (JP) Linux版はフォント不足が解消されているっぽい。

Adobe Reader 8.1.2が出ました。まだインストールしていないのですが、
Linux版のアーカイブ(.tar.gz)を見る限りでは、今回はちゃんと KozGoProVI-Medium.otf が付属しているようです。
( Linux版では 8.1.1(JP)のときに不足していて、ゴシック文字が表示できないなどちょっとトラブルがあった。 )
ゴシック体フォントが無いと途方に暮れていた or 7.x 系から再利用していた皆さんは要チェック。

% tar -tf AdobeReader811/COMMON.TAR | grep CIDFont
Adobe/Reader8/Resource/CIDFont/
Adobe/Reader8/Resource/CIDFont/KozMinProVI-Regular.otf
% tar -tf AdobeReader812/COMMON.TAR | grep CIDFont
Adobe/Reader8/Resource/CIDFont/
Adobe/Reader8/Resource/CIDFont/KozMinProVI-Regular.otf
Adobe/Reader8/Resource/CIDFont/KozGoProVI-Medium.otf