2025年10月21日火曜日

ChromeOS flex の導入後もしくはpowerwash後のゲストユーザーの日本語入力設定方法

ChromeOS flex を日本語設定でセットアップしても、入力方法に英語キーボードが設定されてしまい、特にゲストモード(ゲストアカウント)で日本語入力ができない、という状況に見舞われます。そのため、設定手順をまとめました。  
 

前提

Chromebookは設定を変更しないとWi-Fiのパスワードを記憶するので、アクセス情報を記憶させないようにすること。 DHCPでIPアドレスが割り付けられるネットワークに有線接続するか、一時的なWi-Fiアクセスポイントを使うなどして、インターネットへのアクセスが可能な状態にしておく。  
 

Welcome to ChromeOS Flex が表示されたら(英語)

  1. 地球アイコン:Englsh をクリック
  2. Language 『Englsh』の▼をクリックして『日本語』を選ぶ。※プルダウンメニューの下にある。Jを押すと現れるのでそれを選んでもよい。
  3. 入力方法『US』となっている▼をクリックして他のキーボードから『日本語』を選ぶ。 ※上から順に『日本語』『日本語(USキーボード)』『日本語』と表示されるが、上のものを選ぶ。
  4. 言語『日本語』入力方法『日本語』となっていればよい。OKを押す。
  5. 始めるを押す
  6. Chromebook の設定の選択 では、『仕事向け』次へ、『デバイスを登録しない』次へ、とする。
これでChromebook自体の設定は完了する。引き続き利用するか電源を切る。  
 

ゲストとしてブラウジングを選んだら毎回設定すべきこと

利用規約には同意して続行する。 Webブラウザが起動したら、検索窓にカーソルが合っていることを確認する。このとき、右下の時刻表示のところに 入力方法が表示されるが、おそらく US となっていて、検索窓には半角英数字しか入力できないと思われる。また、Shiftを押しながら 1から ^ までを入力したとき、キーに書かれている記号とは異なる記号が入力されると考えられる。 これはOSがキーボードを英字配列キーボードであると認識しているためで、毎回修正する必要がある。
  1. 時刻をクリックする
  2. キーボード:US となっているエリアをクリックする
  3. 〔確認〕入力方法が『US 英語(アメリカ)』『あ 日本語(US)キーボード』などとなっており、[半角/全角 漢字]キーを押しても各入力方法のチェックマーク が動かないものと考えられる。これを修正する必要がある。
  4. 入力方法の右側にある歯車アイコンをクリックする。
  5. 設定/入力方法 のウィンドウが現れる。入力方法の欄に『US 英語(アメリカ)』など、他のキーボードが設定されているだろう。そこで、一番上のキーボード(おそらく『US 英語(アメリカ)』)以外を、右側にある✕を押して削除し、1つだけ残っている状態にする。(もし日本語関連のものがあったとしても、一旦削除する。)
  6. 次に、設定/入力方法 のウィンドウの[+入力方法を追加]を押し、候補から『英数字(日本語)キーボード』と『日本語』の2つをチェックして[追加]を押す。その後、この2つ以外のキーボード(先ほど残した『US 英語(アメリカ)』)を、右側にある✕を押して削除する。
  7. 設定/入力方法 の欄が『英数字(日本語)キーボード』『日本語』のみになっており、右下の情報表示エリアに JA と表示されていることを確認して、そのウィンドウを閉じる。※一連の作業は、入力に割り当てられている日本語以外の配列のキーボードの情報を削除するために行っている。
  8. 〔確認〕右下の [JA] 表示をクリックして、『JA 英数字(日本語)キーボード』『あ 日本語』のみが表示されること、[半角/全角 漢字]キーを押すと『日本語』側にキーボードが選択されることを確認する。
  9. 〔確認〕英数字入力の状態([JA]表示)において、Webブラウザの検索窓に入力フォーカスがある状態で、Shiftを押しながら 1から ^ までを入力したとき、キーに書かれている記号と同じものが入力されることを確認する。またこのとき[半角/全角 漢字]キーを押して日本語入力([あ]表示)の状態になることを確認し、ローマ字入力で日本語が入力できることを確認する。
 
 

本文まとめ

最近流行りの生成AIにGuestモードの設定についてまとめさせてみました。 何回かやりとりを繰り返したり、文言を修正したりして時間がかかりましたね。  
OS導入時やPowerwash直後の初期設定時に言語『日本語』入力方法『日本語』としたのに、 入力方法が『US 英語(アメリカ)』『あ 日本語(US)キーボード』となっているのが、そもそもおかしいのだと思います。 これはChromeOS flex 側が改善すべき問題ではないでしょうか。 設定ウィンドウには書いてあるのですが、Ctrl+Shift+Space なんてWindowsユーザーには馴染みない操作ですよね……
 

2024年10月26日土曜日

Zα世代vsコロナ禍(書き直し)

コロナ禍に巻き込まれた世代を俯瞰するために表を作ってみたのですが、いまいち見にくかったので書き直したという話。


コロナワクチンの接種も有料化しており、すっかりアフターコロナの雰囲気なのですが、 春先に作った表がいまいち見にくいように思えましたので、書き直してみました。クリックすると拡大表示されます。
 
pdfファイルもありますので、参考までに。 表の見方ですが、『現在年度』が『2024(令06)』の行を見ると、 この年度に『大2』である『2004(平16)』年度生まれの列(世代)は、 上にたどると2020年度に高校1年生ですから、中学の卒業式が急遽中止された世代、ということになろうかと思います。
同様に、『現在年度』が『2024(令06)』の『中1』である『2011(平23)』年度度生まれ』の世代は、 小学校の中~高学年にコロナ禍が直撃した世代、ということが読み取れます。
この表はコロナ禍が小学校に影響を与えた年代までを書いています。また、学年凡例は四年制大学、大学院を想定して書いていますので、 高専系や専門学校、医歯薬系の大学などについては適宜読み替えていただけますと幸いです。
例によってオチとかはないです。

2024年3月23日土曜日

Z世代vsコロナ禍

コロナ禍に巻き込まれたZ世代を俯瞰するために表を作ってみました、という話。

そろそろコロナ禍も明けた体というか、 ポストコロナとかウィズコロナとか諸々含めて色々仕切り直しが本格化する時期なのかな、と思います。 で、先日職場の若い人達とざっくり表を作って回顧していたのですが、 その名残をWebにも残しておこうかと思い作成したのが以下の画像です。
二枚ありますが単に転置しただけなのでお好きなほうをご覧下さい。
たとえば『現年度:2020年』の行(または列)を見ると、その当時『M1』である『1997年度生まれ』の世代は、前年度はB4(学部4年)ですから、学部卒の卒業式が急遽中止された世代、ということになります。修士の入学式も中止だったと思います。同様に、『現年度:2020年』当時の『B1』である『2001年度生まれ』の世代は、まさにコロナ直撃世代で、高校の卒業式と大学の入学式が中止、しかもおそらく授業開始が若干遅れたであろう世代かと思います。この世代が学士号を得て卒業するのが『2023年度』であり、つまり今。ご卒業おめでとうございます。
『現年度』の行(または列)をたどっていくと、中学や高校の学修にコロナ禍が直接絡まないのは、いわゆるZ世代の次のα世代、2010年度以降生まれの児童生徒達になるだろうと思いますが、α世代はα世代で少子化や文化の変化が直撃している世代なので、これはこれで考えることが多い気がしますね。
表に乗らない、色々足踏みした人はそれはそれで良い経験でしょうから、頑張っていただきたいです。
オチとかはないです。