Debian 10(buster) GNOME版をインストールしたらデスクトップにアイコン(ファイル)が表示されないのは、ファイル(nautilus) 機能からデスクトップ描画機能が無くなったから、のようです。
https://kledgeb.blogspot.com/2018/01/ubuntu-1804-30-nautilus.html
デスクトップ機能はファイルブラウザじゃなくてgnome-shellに持たせようという、上記Webページで説明されている方針(3)の方向に向かっているようで、Debian 10 では
gnome-shell-extension-desktop-icons
パッケージを入れ、gnome-shell の拡張機能として使うと良いようです。
で、ここで個人的に困ったんですが、これ gnome-shell の拡張機能なので、gnome-session-flashback で古いセッションを使っている場合は機能しません。
そのため、昔のようなプルダウンメニューも使いたいし、デスクトップアイコンも表示させたい、という場合は、gnomeの標準セッション(gnome-shell)で、
(1) gnome-shell-extension-desktop-icons パッケージを入れる。
(2) gnome-shell-extensions パッケージの依存関係で gir1.2-gmenu-3.0 が入っているることを確認する。無ければ入れる。
とすれば、gnome-tweaks コマンドの「拡張機能」の中に「Applications menu」が表示されるので、これを on にすると、左上に『アプリケーション』から始まるプルダウンメニューが表示され、階層化されたメニューが使えるようになります。
さらに「Desktop icons」をonにすれば、デスクトップフォルダの中身とゴミ箱と何故かホームディレクトリのアイコンが、デスクトップに表示されます。表示したいものを選びたい場合は、歯車アイコンを押して微調整するとよいでしょう。
Linuxデスクトップ環境においても、少しずつ新しい操作感覚に慣れる必要がありますね。
2019年8月2日金曜日
2019年7月16日火曜日
dia で図に日本語を入力出来ない?(ubuntu 18.04LTS)
Ubuntu 18.04 LTSに入れた dia で日本語が入力出来ないときは、 dia --classic というオプションをつけて起動すると、入力出来るようになるかも、という話。
Ubuntu 18.04 LTS を使っていて、dia で日本語を入力しようとしても出来ない、という相談を受けました。検索してみると、dia-normal を使うといい、とか、オプションに -integrated をつけるといい、とかいろいろ出てくるのですが、/usr/bin の下には dia しかないしなあ…… と思ったら、どうも最近(2017年以降)は無いようですね。理由はこれ。
Ubuntu 18.04 LTS を使っていて、dia で日本語を入力しようとしても出来ない、という相談を受けました。検索してみると、dia-normal を使うといい、とか、オプションに -integrated をつけるといい、とかいろいろ出てくるのですが、/usr/bin の下には dia しかないしなあ…… と思ったら、どうも最近(2017年以降)は無いようですね。理由はこれ。
https://metadata.ftp-master.debian.org/changelogs//main/d/dia/dia_0.97.3+git20160930-8.1_changelogというわけで、 当面はこれでしのぎつつ、なんで classic じゃないのは日本語通らないんだろう、というのを追求したいところですが誰か代わりにやってほしい……
2019年6月17日月曜日
UTF-8で書かれた日本語テキスト, テキストファイルをPostScriptに変換する方法(2019/11)
gnome-u2ps があったのですが開発が停滞しており、debianからはパッケージがREMOVEDになってしまい、その後……(2019/11/4 gnome-u2psに関する追記あり)
・gedit からファイルに印刷する
geditでテキストファイルを表示してファイルに印刷する、という方法があります。 CLI操作が苦手って方がよくやるようです。 psもpdfも作れるようですので、重宝している方も結構いらっしゃるのかも?
・paps (+nkf)
UTF-8で書かれたテキストファイルを pango ライブラリ を用いてレンダリングし、 PostScriptファイルにするフィルタです。 debian のパッケージにはUTF-8で書かれた多言語テキストファイルの例(
sample-hello.utf8 には日本語の半角カナが含まれるのですが、これがきちんと半角カナのまま変換されるのは、なかなか強力ですね。
レンダリングをpapsがやり、元となる文字列が何であったかという情報を含みません。そのため、ps2txtでテキスト部分だけ引っ張り出す、みたいなことも出来ません。pdfもにおいても、本文をpdfリーダーで取り出せないものが出来ます。
印字フォントを変更するには、fontconfig で認識しているものを使いますが、文字サイズの変更だけでも受け付けるようです。デフォルトは "Monospace 12"となっていますが、実体はシステムによって微妙に違うでしょう。
日本語のテキストファイルを印字する場合は nkf を併用します。
DebianにもUbuntuにもパッケージがあり、これが一番安定しているようです。RHELのナレッジベースでも紹介されていますね。
・nkf + e2ps
e2psにはバグが多いのですが、それでもdebianパッケージなどに入っていることから利用者が若干いらっしゃるようです。e2ps は EUC-JP を受け付けて PostScript を作るものなので
・nkf + a2ps-j (Perl版a2ps)
日本語テキストファイルをPostScriptにするプログラムには他にも a2ps-j (a2ps perl版) がありますが、perl 4時代のスクリプトなので、MacPortsや各種BSDパッケージなどではパッチを当てたり、色々対応しながらやってらっしゃる方もおられるようです。
https://svnweb.freebsd.org/ports/head/japanese/a2ps/
https://www.uconst.org/blog/archives/437
個人的に注目しているのが、a2ps-j をUTF-8対応させる、以下のブログのパッチです。開発者さんにおかれましては、このパッチのライセンスを再利用しやすいものに設定していただけますと、各OSでのパッケージとして採用が進むと思いますので、何卒よろしくお願いしたいです。
a2ps Japanese UTF-8 patch (日本語 UTF-8 パッチ)
http://zyushimatsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/a2ps-japanese-u.html
なお、GNU a2ps や GNU enscript は日本語がダメそうなままです。つらい。
(2019/11/4) コメントいただいておりました。
gnome-u2ps が gitlab で復活しているようです。
https://gitlab.com/gnomify/u2ps
で、この記事では紹介していませんでしたが、実は u2ps には数年前に同じ名前で別の人が作ったものがあるんです。
https://gitlab.com/arsv/u2ps
そう考えると、gnome-u2ps は u2ps-gtk とかにしたほうがいいような気もしますね。(ngraph-gtk 的なネーミングセンス……)
・gedit からファイルに印刷する
geditでテキストファイルを表示してファイルに印刷する、という方法があります。 CLI操作が苦手って方がよくやるようです。 psもpdfも作れるようですので、重宝している方も結構いらっしゃるのかも?
・paps (+nkf)
UTF-8で書かれたテキストファイルを pango ライブラリ を用いてレンダリングし、 PostScriptファイルにするフィルタです。 debian のパッケージにはUTF-8で書かれた多言語テキストファイルの例(
/usr/share/doc/paps/examples/small-hello.utf8)があり、これを変換してみると便利さがよく分かります。sample-hello.utf8 には日本語の半角カナが含まれるのですが、これがきちんと半角カナのまま変換されるのは、なかなか強力ですね。
レンダリングをpapsがやり、元となる文字列が何であったかという情報を含みません。そのため、ps2txtでテキスト部分だけ引っ張り出す、みたいなことも出来ません。pdfもにおいても、本文をpdfリーダーで取り出せないものが出来ます。
印字フォントを変更するには、fontconfig で認識しているものを使いますが、文字サイズの変更だけでも受け付けるようです。デフォルトは "Monospace 12"となっていますが、実体はシステムによって微妙に違うでしょう。
日本語のテキストファイルを印字する場合は nkf を併用します。
nkf --guessを使って UTF-8(LF)などと返ってくるなら、そのまま変換すればよいですが、それ以外の場合はパイプを使ってしまえばよいでしょう。
DebianにもUbuntuにもパッケージがあり、これが一番安定しているようです。RHELのナレッジベースでも紹介されていますね。
・nkf + e2ps
e2psにはバグが多いのですが、それでもdebianパッケージなどに入っていることから利用者が若干いらっしゃるようです。e2ps は EUC-JP を受け付けて PostScript を作るものなので
nkf -edなどとした変換が必要になります。・nkf + a2ps-j (Perl版a2ps)
日本語テキストファイルをPostScriptにするプログラムには他にも a2ps-j (a2ps perl版) がありますが、perl 4時代のスクリプトなので、MacPortsや各種BSDパッケージなどではパッチを当てたり、色々対応しながらやってらっしゃる方もおられるようです。
https://svnweb.freebsd.org/ports/head/japanese/a2ps/
https://www.uconst.org/blog/archives/437
個人的に注目しているのが、a2ps-j をUTF-8対応させる、以下のブログのパッチです。開発者さんにおかれましては、このパッチのライセンスを再利用しやすいものに設定していただけますと、各OSでのパッケージとして採用が進むと思いますので、何卒よろしくお願いしたいです。
a2ps Japanese UTF-8 patch (日本語 UTF-8 パッチ)
http://zyushimatsu.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/a2ps-japanese-u.html
なお、GNU a2ps や GNU enscript は日本語がダメそうなままです。つらい。
(2019/11/4) コメントいただいておりました。
gnome-u2ps が gitlab で復活しているようです。
https://gitlab.com/gnomify/u2ps
で、この記事では紹介していませんでしたが、実は u2ps には数年前に同じ名前で別の人が作ったものがあるんです。
https://gitlab.com/arsv/u2ps
そう考えると、gnome-u2ps は u2ps-gtk とかにしたほうがいいような気もしますね。(ngraph-gtk 的なネーミングセンス……)
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